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会社勤めが安泰だと思っていたら違った

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会社勤めをして、毎月給料を貰い、ボーナスまでいただける。土日は休み。有給休暇ももらえる。健康診断もしてくれる。
会社に勤めていれば、安泰だと思っていました。

みなさん、そう思っていませんか?

会社勤めは苦労の連続

現実は違うものでした。
やりたくもない仕事に精一杯労力を使い、使えない部下をどうやってやる気にさせようかと頭を抱え、自分の仕事以外に時間を割き、それでも残業でやっと日々が暮らせるのが現実です。

働き方改革を推奨する世の中で、残業抑制、プライベート重視。仕事にやりがいをもってやっているうちはいいけど、だんだん疲弊していく肉体。
自分の体に嘘をついて、まだ大丈夫と言い聞かせ、通勤する。

通勤時間は給与に反映されないのにかかわらず、仕事に生き甲斐を見いだし、家族のため、食べていくためと片道2時間かけて会社へ出勤する。

残業していたら、プライベートの時間なんてありゃしない。帰って寝るだけの生活。家族の顔を見るのはいつも寝顔だけ。

たまの休みは、疲れ果てて遊びにいく元気もない。ゆっくり寝ていたいのに、家族がどこかへ連れて行けと言えば、買い物に行く。
体をゆっくり休める時間なんてサラリーマンはあるのだろうか?

少しでも家族に苦労をさせまいと日々残業を頑張り、少しでも収入を上げようとすることは、大変素晴らしいことですが、若いうちはなんとかなっただろう。年を重ねるごとに体が言うことを聞かなくなる。
ましてや、体を使う方であれば体が資本なのですから、相当体力がないと仕事ができませんよね。年を召されても現役の方は素晴らしいと思います。

一般企業の事務職に勤めて、体を使わない仕事に就いている人は、まだ体が動くと思いますが、運動不足になり、逆に体が思うように動かせなくなるという反面もあるでしょう。

それが現実なのではないでしょうか。

限界

誰かのために働くことで、力を出せるが、無限の労働に疲れはてているサラリーマンをたくさん見てきました。
50代の管理職は、波風たてずに定年までなにもしない。肩書だけある。
そんなサラリーマンを抱える企業は衰退していく一方です。

窓際でパソコンに向かい、マインスイーパをやっていても、ネットで飲み屋を検索していても怒られないし、それでも一般社員より給料を高くもらっている。

会社にとってメリットは何もない。生産性が上がらない社員を抱えるのは、リスクでしかない。

今の日本の会社は政府に守られ、法律に縛られているため昔ほど簡単にはクビにできないのが実情です。頭の良い人は知っているのです。雇用を会社から切ることができないことを。

会社は、生産性の上がらない社員が自ら辞めるのを待つか、早期退職を促すかの差でしかない。
早期退職とは体のいいリストラである。

企業の存続が危うくなると、時たまそういった早期退職を促すことがある。
前触れもなく突然呼ばれ、会社を辞めざるをえない状況の選択をさせられる。
あまりにも理不尽だ。過去に多大な実績を残したとしても、会社に未来がないなら、生産性の低い高給取りは簡単に切り捨てられます。

再就職支援をしてもらえたとして、運良く次の就職先に就けたとしても、次の会社でも同じことが起こらないとは限りません。

当の本人は、不安でしかないでしょう。
家族がいれば、家族が路頭に迷うことにならないようにしなければならないと考えるでしょう。
会社と家族に挟まれ、究極の選択を迫られる精神状態は耐えがたいものではなかでしょうか。

僕は幸いにもリストラにあったことはありませんが、実際に早期退職者を募集している時期を体験しました。安堵と不安の両方が交差する感情の渦に不安が高まり、将来の不安が大きくなりました。

考え方を変えれば、違った道も開かれる

考え方を変えれば、早期退職が精神的に楽になることもあることに気づきます。

自分がリストラにあったとしたら、今の会社にとって自分が辞めることで会社を存続させたいう感情が生まれることだと思います。
たいして実績を生まなかった社員より、よっぽど会社にとって貢献したことになるでしょう。
こう思えたとき、自分のせいではないという不安を変えられることができます。

リストラに合わないためには

小さなことでもチャレンジして、実績を残すことで、会社にとって必要な人材と認識させることだと考えました。
社員からの感謝を集めたり、頼りにされることで、必然的にリストラを回避するきっかけにはなると思っています。

また、会社の中で主要な人物と仲良くなっていることも有効だと考えます。
これは、特にそう思うのですが、人事権を持っている人とは仲良くしておくことでリストラを回避することができる可能性が上がるはずです。

なぜなら、リストラの情報を早く入手することが可能だから。
具体的には言ってはくれないでしょう。しかも事前には絶対に言えないの情報なので仕方のないことですが、自分が早期退職の候補かどうかはニュアンスで教えてくれたりはするのではないでしょうか。

どんなに仕事が出来てもリストラされる

自分がどんなに会社に貢献できたとしても、会社が危機的状況になれば、アッサリとリストラにあうことを覚えておいたほうが賢明です。

今勤めている会社は安泰だ、自分は大丈夫と根拠のない自信を思っている人は、とても危険です。
日本のトップ企業でも海外に買収される時代です。今の会社が大丈夫という保証はどこにもありません。常に変化する時代についていけない企業には、未来はないのです。

会社は働く人がいないと成り立ちませんが、それより前提に会社自体がなければ、社員を雇うことができないのです。

よほどニッチなものを扱っていなければ激動の世界から振り落とされてしまいます。
会社が新規チャレンジしない、変化しないのは考えようでは素晴らしいことですが、これは世の中に需要がある場合だけです。需要が無くなったら簡単に企業はつぶれてしまいます。

常に危機感を持って市場に目を向けアンテナを張り情報を入手して、いつでも危機的状況になる前に動ける自分を常に備えておかないと、いざというときに動けず、家族を路頭に迷わせてしまいます。

まとめ

  • 今勤めている会社が安泰ではない。
  • リストラには誰でも対象になる。
  • 会社は会社の存続が難しければどんなに仕事ができても簡単にリストラする。

少し辛口の表現もしましたが、今勤めている会社以外にも自分の進む道を用意されてたほうが、自分の身を守ることにつながります。

危機感を常に持って、会社勤めすると不安も出てきてしまうかもしれませんが、未来の自分を助ける術として意識することは今も未来も必要なのではないでしょうか。

良い未来にするための、きっかけになれば幸いです。

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