どうも|д゚) いちじょうです。
あなたは、嫌な仕事から、もしくは会社から逃げたいと思ったことはありますか?
逃げたいけど、後悔したりするの?と思っていますか?
実際に仕事から逃げてわかったこと、気づいたことがありますので、参考になれば幸いです。
仕事から逃げたら後悔するの?
ズバリ、仕事が嫌で会社から逃げたら、後悔しました。
後悔したことは色々ありますが、その中でも特に「自分さえ良ければいい」と思っていたことです。
会社から逃げる、仕事から逃げるなんて最低だとか、社会人失格だとか、言われたこともあります。
当時は本当に辛く、毎朝会社の最寄駅から会社までの道のりでお腹が痛くなり、会社に行くのが嫌で仕方がなかったんです。
毎日、朝早くから夜遅くまで働いていました。
朝から夕方まで外で仕事し、会社に戻ったら事務仕事で、いつも帰るのは終電、週末になれば徹夜で次の日の朝に会社を出るという生活です。
現在でも人気の路線に住んでいたこともあり、朝の通勤ラッシュは身動きができないし、乗るのも降りるも大変でした。
給料は基本給と見込み残業で20時間分を上乗せした分しか出ません。今思えばブラック企業です。
当時は二重生活を送っているようなものでしたね。
体力的にも精神的にも疲れ、会社を辞めたいとしか思えませんでした。
仕事を辞めたいと親に話しても、親からはせっかく就職できた会社なのに逃げてどうするの?お前の人生それでいいのか?仕事しなければ大人じゃない、誰からも認められないよ。
誰も信用してくれなくなるぞ。次の就職に不利だから今は辛いかもしれないけど、会社に残り在籍実績を作れ。
いろいろ言われました。親は自分の子を心配するがゆえの発言なのでしょう。
周りの人にも迷惑をかけたと思います。
当時は仕事をしないで何をするのか、何がしたいのかも、わかりませんでした。とにかく会社に行くのが嫌っだのです。
会社に残った方がいいのか、辞めて次を探すのか?すら迷いました。
そして常に心にあるのは、自分はこのままでいいのか?ということ。
いっそ、このまま嫌な仕事をせず楽しく暮らせないかな。楽になる方法はないかな?
などと、考えていました。
当時は現在ほどインターネットが普及する前でしたので、調べようにも情報は簡単に入手できませんでした。スマホもない。パソコンも会社にしか無い時代です。
将来の夢も希望もない。ただただ会社から逃げだしたい。そんな感情しかありませんでした。
自分なんてどうでもよかった。回りなんてどうでもよかった。自暴自棄、無関心、ネガティブになっていました。
いつしか、世間から逃げるように会社へ行かなくなってしまいました。
一人暮らしをしていて、一年もたたないうちです。馬鹿ですよね?家賃もかかるのに、会社に行かないなんて。
当然、会社に行かなければ給料も減ります。恩赦もありません。最初は有給も使いました。やがて有給休暇もなくなり、あとは無断欠勤です。貯金もなかった若い世代です。2か月で破たんしました。
当時は会社を休業することなんてできないと思っていたし、そもそも、そんな制度があるのかさえ知りませんでした。
会社を辞める(逃げる)気でいたので、何も考えなかったのも事実です。いや、当時は考えられなかったのかもしれません。
会社に相談できなかったし、しなかったともいえます。
会社から逃げる下っ端社員に待っていたのは、退職という道です。
当時の会社の大先輩は親身に家まで訪ねて来てくれました。もっと早く相談してくれればよかったと言ってくださいました。
退職の意思を告げると、手続きをしてくださいました。その時、後悔をしました。もっと早く相談しておけば未来が変わっていたかもしれない。と
しかし、辞める(逃げる)気しかなかった自分は、後戻りするをわけにいきませんでしたので、これから後悔しない人生を歩もうと思ったきっかけになったことは、今だから言えることです。
会社から逃げたときの感情が、今、活きている
あのとき、仕事から逃げなかったら今の自分は無い。
あのとき、仕事から逃げたから今の自分がある。
仕事から逃げた負い目を感じたから、次こそ逃げないと自分に誓うことができた。
弱い自分と向き合うことができた。
辛くても、前に進もうと頑張れる心が芽生えた。
あのとき、仕事から逃げたから今の自分があります。
嫌な仕事から逃げたら後悔するけど、楽になったこともあります。
だからといって、読んでくださっているあなたには、簡単に逃げてほしくありません。
簡単に仕事から逃げてしまうと後悔するからです。
逃げるのは、いつでもできます。
それでも、ただただ辛い、会社に行きたくない。そう思っているなら、会社から逃げてもいいと思います。
会社から逃げましょう!! 今までになく、気持ちが楽になります。
お腹も痛くなりません。満員電車に毎朝乗る必要もありません。
でも、後悔するんです。
あのとき、弱い自分が情けなくて。
あなたには、後悔してほしくありません。
辛いということは、今を一生懸命生きているということです。
一生懸命、命の炎を燃やしているのです。
逃げるのは、ひとつの手段でしかありません。
僕は、嫌な仕事から逃げたことで後悔しましたが、その後、後悔しないように生きようと思えることができました。
ですが、決して、安易に僕を手本にしないでください。
あなたは後悔しない人生を歩んでいただきたいと願います。
仕事から逃げたことで得られたこと
一番得られたことは、自分が無知で愚かだったということが、わかったことです。
当時、会社の大先輩(部長)が一人暮らしをしている我が家まで訪ねて来てくれました。怒られるのではないかとビクビクしていましたが、優しく声をかけてくれました。
心配してわざわざ自宅まで来てくれたのかはわかりませんが、自分の辛さをぬぐってくれるような言い回しでした。
会社のなかで、唯一その大先輩が下っ端の会社から逃げようとしている自分を訪ねてきてくれたことに、純粋に嬉しかったです。
携帯電話に連絡してきてくれても、出なかった自分。いっそ、死んだことにならないかな?と思っていた自分の愚かさに、自分が嫌いになりました。
その時感じたのが、自分は一人じゃない、誰かに支えられて生きられているんだということでした。
そして自分が仕事から逃げても、嫌な会社は変わらないし、自分では会社は変えられないということも知りました。
仕事から逃げる人間がいても、会社は何事もなかったように進み続けます。
一人分の給料(人件費)が減って、新たに新人を雇える余裕ができます。
会社は、表面上は辞めてほしくない。人財だといいますが、年間に辞める人の割合をある程度想定し、退職者が出ることを前提としているのも事実です。
重要なポジション、遂行能力がある、ないに関わらず、会社は会社を維持するため、社員一人が辞めても、会社は簡単に変わりません。一人辞めたくらいで会社が変わったら大変です。(当時は気づいていませんでした)
本当に無知で愚かだったと思い知らされました。
仕事から逃げたら、〇〇があった
仕事から逃げてしまおうと考えていたら、少しだけ待ってください。
逃げるのは簡単ですが、以下も知っておくと後悔しないと思います。
退職の手続き
普通に円満退職する際と変わりませんので、必ず手続きが必要です。
退職手続きをするために、会社に行く
自分の残務整理、引き継ぎ、自席の片づけなどで会社へ行くことがあります。
仕事から逃げた事実が会社の同僚にわかってしまっていたらと思うと、針を刺すような痛みのように、心に刺さりますが、はっきり言って負い目を感じて辞める会社へは行きたくありません。
かつての同僚にあったらどうしようとか思ってしまいます。
そして、会社へ行ったら当然同僚の前に姿を晒さなければなりません。とても視線が冷たいと感じます。まるで厄介者を払うかのような視線を感じるのです。
これには耐えるしかありません。 今日一日で終わると思って 。
次の就職活動に影響する
会社を辞めてしまえばこっちのものと考えますが、働かなければならない場合、就職活動をしますよね?面接で、必ずと言っていいほど退職理由を聞かれます。
退職理由はなんですか?
会社が嫌で逃げました。
など、当然言ってはダメです。
逃げたことをマイナスとして捉えるのではなく、むしろ補うつもりで、逃げたあとのことをしっかり考えておく必要があります。
次の就職活動の面接で苦労しました経験がありますので、しっかりと考えておくことをお勧めします。
逃げだした社名は、いつまでも付きまとう
履歴書を書く際に必ず社歴を書きます。
否応でも、逃げだした社名を書く必要があるのです。履歴書を書く際に必ず思い出してしまいます。
逃げ癖がつくかも
一度、会社から逃げてしまって、その時に楽になってしまった(逃げて会社をやめる方法をとった)場合、楽だからと言って、逃げることを繰り返してしまう恐れがあります。
僕の場合は、逃げるときと、逃げたあとに後悔をしましたので、次は逃げないと自分に誓って行動することができましたが、人の心は弱いものです。
僕も決して強くありませんが、辛いと弱い自分を正当化してしまい、他のせいにして逃げてしまおうと考えがちです。
逃げ癖だけは、つけない方が身のためです。
まとめ
- 仕事が嫌になって会社から逃げても後悔する。
- 逃げるときは後悔しないようにする。
- 一人では生きてはいないことを理解する。
- 弱い自分を見直すきっかけが生まれる。
- 会社から逃げた過去を引きずらない。
過去は過去の出来事にすぎません。後悔して失敗し、人は成長していくのだと思います。
逃げるのも続けるのも、誰かのせいではなく、すべて自分の責任であるということ。そして自分で選択すること、選択できることなのだと今だから理解できました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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